
DVD10枚分の記録容量を誇るBlu-ray(BD)が登場して、お蔭様でPS3で臨場感、質感溢れるゲームを堪能させて頂けるようになった訳だが、GE(米General Electric)社の子会社である米GE Global Research社が、容量なんと500GBのマイクロホログラフィック・ストレージ・ディスク技術を発表した。
CDやDVD、BDでは、プラスティックの円盤にある金属層にレーザでビットを書き込んでいく。これらのディスクはレーザーをレンズで絞って、一番絞り込まれた点で情報を書いたり読んだりする。その点をスポットというのだが、そのスポットの直径を小さくすれば自ずと容量が上がる。スポット径を小さくするには、波長を短く、NA値を大きくする(レンズを通る光の屈折する角度を急にする)必要がある。
ちなみにDVDは650nmの赤色レーザを、BDは405nmの青色レーザを使用している。NA値はDVDが0.65、BDが0.85だ。トラックピッチがDVDは0.74μm、BDは0.32μmなので、記録密度が全然違う。それが容量として結果に顕れてくるという次第。
で、今回話題のマイクロホログラフィック・ストレージ・ディスクだが、これはもう、記録の方法が違う。言ってもDVDとBDは兄弟みたいなもので、BDは次世代DVDと呼ばれているくらいだ。
だが今回のは全然ちがう。見た目は同じだが、赤の他人と言って良い。
まず見た目だ。DVDやBDは裏側を見ると、金属層がキラキラと光って見えたわけだが、このマイクロホログラフィック・ストレージ・ディスクは半透明だ。そのディスク全体を利用して、ホログラム、つまり情報ビットを表す三次元パターンを厚みいっぱいに書き込むようだ。同様の技術で1TB(1000GB)のディスクも作れるらしい……。
しかも赤の他人なのにハードとフォーマットが似ているので、従来のCD、DVD、BDをマイクロホログラフィック・ストレージ・ディスク再生機で利用することも可能だそうだ。
これが2011年か2012年には発売される。ブルーレイの再生機もまだロクに浸透してないのに(うちなんかまだブルーレイ録画できないし)もうこんなすんごい技術が出てくるなんて。
HDDはもう1TBが1万円を切っている状況なのだが、振動や衝撃には相変らず弱くて正直怖い。このマイクロホログラフィック・ストレージ・ディスク(長いな)も同じ程度の値段で発売するようなので、製造元が確かで(つまり国産で)あれば、お宝データは全てそちらに移行したいのです!
……あれ、もしかしてPS4とかXbox720とか、来ちゃう?
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