2008年4月24日木曜日

DNAはプリントされませんが


 NTTが人体通信システム『RedTacton』を実用化した、と発表した。
 人体通信といっても人体の不思議が毎週冊子で送られてくる訳ではない。露出した肌や衣服の表面に微弱な電界を誘起させて文字通り「通信」するのである。
 しかもその速度は236kbitと、そこそこ速い。

 専用トランシーバをポケットに入れておけば、手に何も持たなくても玄関のドアの鍵を開閉することができたり、電車の自動改札を通ったり、ログインしたり色々便利になるだろう。ジャッジ専用銃ローギバーも実現可能だ(ただしダブルショットは使い道がないのでお勧めしない)。

 NTTは同技術を『Firmo』として80万円で販売する。専用受信機と名刺サイズのカード5枚、タッチセンサ付き。まだ特定の機器間でしか通信(しかも片側通信)できないのがナニだが、2年くらいで10Mbpsの双方向通信も実現されそうなので、うん、ユビキタス社会実現にまた一歩近付いている気がする。

 電波を飛ばすわけではないので安全だ、という話もあるが、機器がハックされてしまえば通りすがりに情報を抜かれることもあり得なくはない……おサイフケータイの時もこんな話があったなあ。
 結局杞憂だった訳だが。

 この技術を使えば、工夫次第で『マイノリティー・リポート』のインターフェイスが出来そうな気がするのは、自分だけですかね。


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