2008年2月10日日曜日

dU = δQ - δW


 冒険者の常として、自ら敢えて危険に飛び込んでいかなければならない訳で、そこによく分からないファイルがあるなら解析しようとしたり改変したりしようとするのはもはや脊椎反射、そう、だから触っちゃいけないファイルを書き換えた上にバックアップファイルが壊れていてリカバリできなかったからiPod touchをフォーマットし直して再々々脱獄する事だって別になんとも思ってはいない、いないんだ……

 最近iPod touchの話ばかりなので、まぁ、別の話題でも。

 カナダのサイモンフレーザー大学が膝のクッションを利用して発電する装置を開発した。歩くだけで発電ができて、1分歩けば携帯電話が30分程度使える電力が貯まる。見た目は不細工だが、クラッチやギアが搭載されている機械装置、それそのものにはとても興味がある
 一方、アメリカSRI社では靴底に仕込んだ人工筋肉を使って発電する技術が実用化されつつある。まず最初に軍隊に納入されるのが惜しいところではあるが(戦争がテクノロジの推進剤であることは否めないが)、こちらはスマートで、だから当然小さく軽いためより先進的な感じがする。

 好みで言えば、前者の機械的な仕組みの方が好きだ。だが実際に自分が装着するなら、絶対に後者だ。

 機械的な仕組みは一見しただけでそこに込められた創意工夫が伝わってくる。見ていて飽きない。一方後者の先進的な技術は、電歪ポリマーなどの知識がなければ直感的に理解し難いものがある。出来上がったモノはあまりに単純明快に過ぎて、まるで魔法のようですらある。

 自分としてはこれらの技術を応用して、自律型ロボットや災害地用の救助ロボが自力で動力源を賄えるようになれば、ひとつのブレイクスルーになるのではないかと思う。MITで従来に比べ10分の1という低電力で作動するプロセッサも開発されているようだし、小型軽量省エネ化が進めば、ロボット社会も夢物語ではなくなるだろう。

 ある大学院生が開発した圧電素子を使って発電する方法(床発電)、三菱電機が開発した1秒で充電できるキャパシタ、さらに日本が世界に誇る超伝導ケーブルの技術などをこうした発電技術と組み合わせて使えば、(現在の発電量ではとても無理な話だが)エネルギーを石油に依存する社会から脱することができるかもしれない。利権塗れの道路族議員が死滅でもすればの話だけれども(そうしても結局また新しい利権が生まれるわけだが)。

 カナダの歩行発電装置、18ヶ月以内には発売されるとか、されないとか……個人輸入してでも買ってみるつもりです。


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