初めて身近に雷が落ちた。
身近、といっても近所とかそういうレベルではなく、半径100メートル以内のどこか低い建造物の避雷針に、である。
遠くで鳴る雷は腹に響く重低音だが、落雷はでっかい圧電素子のようだった。破裂音と表現するのが一番妥当だ。
雷を聞くたびに、「神鳴り」という古語を思い出す。実際に雷が鳴るシステムは瞬間的な熱膨張による衝撃波と、真空に流れ込む空気の振動が引き起こす訳だが、神の御業として昔の人が畏れたのも無理はない。
ちなみに金属類を身につけておくと、落雷時の生存率が多少上がります。
西洋甲冑とか……
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